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研究論文の紹介
ジャーナル・ブログ
06-03-2021
若者,女性,抑うつ症状の軽さが不眠と孤独感の関連性を強める
目的:孤独感は睡眠問題と関連することが複数の研究で指摘されているが,他の精神症状を統制した場合も同様の結果が得られるかどうかを検討したプロスペクティブ研究は少ない。本研究では,6つのサンプル(Study 1:大学生666名,Study 2:新兵2785名,Study 3:自殺行動やうつの既往を持つ成人208名,Study 4:精神科外来患者343名,Study...
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03-22-2021
社会的孤立はその後の睡眠悪化につながる
目的:高齢者の場合,社会的孤立/孤独感と睡眠の質には負の相関がある。しかしながら,この2つの要因が睡眠の質に直接的にどの程度影響を及ぼすのかは明らかではない。本研究では,高齢者を対象とした縦断研究を実施し,社会的孤立・孤独感が睡眠の質に及ぼす影響について検討した。...
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03-22-2021
CBT-Iの効果はいつまで続くのか?
目的 薬物療法と比較して、CBT-Iは長期的な効果が示されている。しかし、長期的な評価を行った研究はわずかであり、慎重に検討する必要がある。今回は治療後7.8±1.6年(4-10年の範囲)のCBT-Iの長期的影響を説明することを目的とする。 方法 後ろ向き研究。CBT-Iは8-15名の患者を対象とした90分間のグループCBT-Iが7回行われた。T0(治療前)T1(治療後)T2(follow-up:...
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03-22-2021
不眠患者の約8割は睡眠状態誤認:ただし,それは日によって変動がある
【問題】 不眠症患者では、客観的睡眠と主観的睡眠の評価を比較すると、SOLを過大評価し、TSTを過少評価する傾向がある。この現象は、睡眠障害国際分類 (ICSD) の初版では睡眠状態誤認とよばれ、ICSD-3は逆説性不眠症と呼ばれている。これらの減少が、不眠症のサブタイプを表すのか、連続性に沿って変化する症状を表すのかについては、意見が一致していない (Harvey...
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03-22-2021
併存不眠症にはCBT-Iのセルフヘルプ本に電話サポートが有効
【背景】 認知行動療法は不眠症の治療に有効であるが,利用は限られている。セルフヘルプで行うことで,利用可能性は広がるかもしれないが,特に,併存する問題を抱える不眠症患者にとっては,制限がある。...
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03-22-2021
うつ病の過眠は双極性障害や非定型の鑑別に有効?
目的:大うつ病エピソードを経験した患者の睡眠の減少(Sleep-)と増加(Sleep+)の診断的および臨床的な相関関係を検証する。BRIDGE-Ⅱ-MIX研究(双極性障害治療ガイダンス)で得られたデータの二次解析を行なう。...
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03-13-2021
不眠関連尺度の日本語版
不眠症に関連した尺度のうち,翻訳された尺度がだいぶ増えてきました。次に挙げる尺度は日本語版の信頼性と妥当性が検証され,学術雑誌に掲載されています。 【不眠症状尺度】 ・Pittsburgh Sleep Quality Index(PSQI):19項目 ・Insomnia Severity Index(ISI):7項目 ・Athens Insomnia Scale(AIS):8項目 【不眠関連尺度】 ・Dysfunctional Beliefs and Attitudes about Sleep...
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03-13-2021
アテネ不眠尺度による重症度評定が可能に!
【目的】アテネ不眠尺度(Athens Insomnia Scale: AIS)は臨床的カットオフ値(5/6点)はあるが,重症度評定ができない。そこで,不眠重症度質問票(Insomnia Severity Index: ISI)の基準を用いて重症度基準を設定した。 【方法】1,666名の労働者(男性649名,女性1,017名,平均年齢45.33±12.20歳)を対象に質問紙調査を実施した。 【結果】AISとISIの相関はr =...
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03-13-2021
各年代の4人に1人は推奨睡眠時間を下回る
目的:生涯にわたる睡眠問題の発生率およびpoor sleepのリスク指標を特定すること。 方法:Embase, Medline, Web of Scienceで文献検索。一般コミュニティサンプル100名以上に質問紙調査を行っている論文を抽出(2000−2017年)。 結果:オランダ(200,358名,1−100歳,女性55%),UK(471,759名,40-69歳,女性55.5%),US(409,617名,18歳以上,女性55.8%)が分析対象。...
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03-13-2021
COVID-19への心配,レジリエンスの低さは,孤立や孤独感を組み合わさることで睡眠を悪化させる
目的:COVID-19パンデミック禍のソーシャルディスタンスと社会的孤立(isolation)によって,高齢者は孤独感(loneliness)を感じている可能性がある。本研究では,COVID-19への心配とレジリエンスが孤独感と睡眠の関係性における緩衝要因(moderators)となるかを検証した。...
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