お知らせ 2023年5月18日更新

  • 第15回不安症学会学術集会の共催シンポジウムに登壇し,不安治療に睡眠の改善が寄与するかどうかについて話題提供をしました
  • うつ不眠,不安不眠に寄与する要因として,睡眠反応性(sleep reactivity)と不安感受性(anxiety sensitivity)重要性を示す論文がClocks & Sleepに採択・掲載されました。

睡眠行動科学研究室

  1. 生きとし生けるものは,必ず眠ります。
  2. こころやからだの病気になると,必ず睡眠が乱れます。
  3. 睡眠が改善するとこころとからだの調子が良くなります。

  なぜでしょうか?   — その答えは,まだ十分に解明されていません。

 

 睡眠行動科学研究室(岡島研究室)では,「睡眠行動科学」の実践と研究を行い,睡眠の改善による人々の幸せと健康を探求していくことを目指しています。

 そのために,この研究室では,次の3つを柱にしています。

 

臨床実践

  • 睡眠障害をかかえるクライエントさんに対する認知行動療法の提供
  • 睡眠の悩みを抱えている精神疾患・身体疾患患者さんに対する認知行動療法の提供

             など

研究活動

  • 睡眠障害に対する認知行動療法に関するアウトカム・プロセス研究
  • 発達障害のための睡眠改善プログラム(ハスカップ)の治療効果研究
  • 不眠症のフェノタイプとクロノタイプの関連性に関する調査研究
  • ウイルス感染症による睡眠研究
  • 社会的孤立・孤独感と睡眠との関連に関する研究
  • 母親の睡眠と育児行動との関連に関する研究
  • 睡眠,運動,食事が精神的・身体的健康に及ぼす影響

            など

社会普及

  • これまでの研究成果についての論文投稿や学会発表
  • これまでの研究成果と臨床実践で得られた経験に基づく市民公開講座の講師
  • これまでの研究成果と臨床実践で得られた経験をまとめた書籍執筆,メディア出演,アプリの共同開発
  • 専門家育成のためのスーパービジョンおよびセミナー講師

             など